プチ貧乏旅行

台北市街某所にて

実を言うとこのサイトにおいて、一番に纏め、書きたいテーマがこれかもしれない。

「プチ貧乏旅行」という用語を、勝手に作り、あちらこちらで布教している。幸か不幸か、あまり広がっていないが、これは要するに、若い頃のバックパック旅行の冒険心と、年齢や体力を天瓶にかけて、どこまで無茶な旅行を楽しめられるかというものである。

年齢相応にお金をかけ、ゆったりとしたキャリアに搭乗し、きちんとしたホテルに泊まり、衛生に問題のない由緒正しいレストランで食事をし、ガイド付きでお約束の観光スポットを巡る…それを真っ向から否定する旅行の仕方だ。

いつ飛行中止になるかわからないLCCに乗り、窓のないトイレシャワー共同だが辛うじてシングルの安宿に泊まり、材料が何なのかさっぱりわからない現地の安食堂でガツガツ食い、地元の人しか出入りしないような怪しげな店にドキドキしながら入り、氷で鬱くなったビールをあおり、翌日、トイレが恋人となる、そんな旅行の仕方だ。

リスクは高いよ?でも、世界の隅っこを覗きたい気持ちは、誰にも止められない。

そんな旅行のやり方のヒントを、少しでも共有できればと思う。