ブルガダ症候群の患者として

「ブルガダ症候群」、この病名を知る人はあまりいない。「ポックリ病」という名称なら、グンと知名度は上がるだろう。

そのような病気になったのは、忘れもしない2012年3月9日。

その数カ月前から、身体が石のように重くなり、締め付けられるような胸の痛みを感じ、食欲減退、10メートル歩くだけでも1分かかった。そんな異常な状態で病院へ行ったら、受付で失神、そのまま緊急入院。精密検査の結果、この病気と兄弟関係にある「冠れん縮性狭心症」も患ってしまった。

一か月、あらゆる検査などを繰り返し、いつ死ぬか分からないということが明確になり、ICD(植込み型除細動器)を体内に埋め込み、心臓をサイボーグ化()した。その時点で、一級障害者になった。この事で、ゲーム業界のキャリアを捨てなければならなくなった。親は泣き、友人は心配してくれた。

が、心臓発作の強烈な痛みさえなければ、人生のんびりできるものだな…と、この病気になって、感じるようになったから面白い。

ブログで書いたことを整理しながら、この病気について悩んでいる人に少しばかり我輩の経験を伝えればと思う。