内部疾患障害者として

人間、呆気なく障害者になれるものだ。蓮如が記した「白骨お文」には、

サレハ 朝ニハ紅顔アリテ夕ニハ白骨トナレル身ナリ

という有名な一節があるが、差し当たって障害者の身からすれば

サレハ 朝ニハ健ヤカナ身アリテ夕ニハカタワトナレル身ナリ

と言った感じか。 

ことほど左様に、簡単に誰もが望まないにも関わらず、健常者として当然のように享受してたあらゆる権利が一瞬にして奪われてしまうものである。

悲壮と苦悩に満ちる境遇になるが、何故か我輩は障害者になることを喜んだところがある。障害者であることを非常に楽しんでいる節さえある。いやそれどころか、障害者故に与えられた新しい権利をフルに利用し、ニヤニヤして日々を暮らしていたりする。

前だけ向いてたら、暗い扉と狭い道しかないが、周りを見渡せば広い世界があるのに気づくことができる…障害者になると、面白いように新たな光景が目の前に現れるのだ。

どういうことなのか、少しずつ、実体験や制度の説明と絡めて、書き連ねていきたい。